elementorの実験中の機能目次
Elementorが軽量化のために新たな実験を開始
Elementorが出てきてからというもの、ホームページ制作がとても楽になりました。素人でも簡単にデザインができ、プロでもElementorを使うWEB制作業者を見かけるようになりました。
しかしながらSEOの観点から言うと、まだ表示や制作時の負荷が高く、サーバーサイドでメモリを増やしたり、Wordpressのテンプレートカスタムで、軽量化をするしか方法はありませんでした。
しかし、最近はElementor側も対応を行なっているようで、インライン形式(外部ファイルを読み込まないため、表示が早くなる可能性がある)に対応するファンクションを公開しています。他にもさまざまな便利機能が進化中。
下記に、elementorの設定画面にある実験中を含む一覧をgoogle翻訳の直訳と共に掲載しておきます。
Elementor Beta (Developer Edition)インストール方法
WordPress管理画面>プラグイン>新規追加を選び、検索で「Elementor Beta」を検索すると「Elementor Beta (Developer Edition)」をインストールできます。インストールをしたら、有効化をしましょう。すると、プラグインの一覧から、「バージョン 3.x.x-dev」のアップデートが可能になります。
あとはサイドバーの「elementor DEV」の設定から「実験中(Experiments)」を選ぶと、現在有効になっている機能とそうでない機能の一覧が出ます。
下記に記す、それぞれの機能をよくお読みになって、(覚悟の上で)有効にしてください。
Ongoing Experiments(現在進行中の機能)
実装はされていますが、現在は安定版としてでの公開ではなく、実験中というポジションで公開されています。それぞれ、アルファ版・ベータ版と括られていますので正式公開も間も無くだと思います。利用の場合は、現在のホームページ、連携するWEBサービスも含めてチェックしながら有効にすると良いでしょう。
Improved CSS Loading
Inline Font Icons
「インライン フォント アイコン」は、Font-Awesome と eicons ライブラリ、および関連する CSS ファイルとフォントをロードせずに、アイコンをインライン SVG としてレンダリングします。
Flexbox Container
Page Transitions
Stable Features(安定版)
WEB制作に役立つ安定版の機能ですが、Elementorをインストールしてから1年以上経っている人は反映されていない項目もあるはずです。内容を確認の上、有効にしてください。
最適化済み DOM 出力
(翻訳済)開発者の方はお読みください。この実験には、いくつかのマークアップの変更が含まれています。 Elementor でカスタムコードを使用したことがある場合は、コードのスニペットが実行されない可能性があります。この実験を無効化にすると以前の Elementor マークアップ出力設定が維持され、そのコードを再度実行できます。
アセット読み込みの改善
アクセシビリティの改善
Additional Custom Breakpoints
インポートエクスポートテンプレートキット
Hide native WordPress widgets from search results
Default to New Theme Builder
ランディングページ
Color Sampler
Favorite Widgets
Admin Top Bar
Notes
Creates a dedicated workspace for your team and other stakeholders to leave comments and replies on your website while it’s in progress. Notifications for mentions, replies, etc. are sent by email, and all notes are stored in your site’s database.
Form Submissions
Scroll Snap
アナログエンジンでの使用感
弊社のホームページの会社概要を「Elementor Flexbox Container」に置き換え、調整をしました。その結果、例えば弊社の会社概要ページではソースコードの文字数が、「372,397文字」から「337,220文字」に減りました。10%ほどのコードの削減になるようですが、html含むソースコードの減少以上に外部から読み込んでいたcssがinline CSS化してのこの結果ですから、レンダリング時間の減少につながり、かなりの通信量と通信回数、表示スピードの改善につながるのではないでしょうか?
ただし、add-on系のプラグイン(Happy addonsやPremium Elementorなど)を使っている場合は、レスポンシブで一部のスライダー画像が表示されない(主にスライダーに仕込まれた最後の画像)と言う減少もありました。(2022年8月25日現在)
また、Lazy Load系のプラグインも注意が必要です。スライダー系widgetを中心にElementorがLazy Loadが可能なオプションを広げています。機能が被ることでキャッシュされたコンテンツの二重読み込みになる場合もあります。
Naomiさんという日本でElementorの布教活動をしている超天才によると、年内にはFlex-box-containerが正式採用するであろうとのことですが、JetPluginの開発元がFlex-box-containerの対応を完了しているようですので、Elementor4.0を待たずに正式採用するのではと思います。
1999年創業、創業20数年のホームページ制作&Webシステム制作会社。滋賀県のみならず、北は秋田、南は鹿児島まで広い地域でお客様がいます。デザインからシステム、コンサルティングや補助金のご相談までお任せください。認定DXアドバイザー在籍。