アフターコロナにおけるWEB会議の必要性
新型コロナウイルスの感染予防に向けた在宅勤務の見直しで、WEB会議が見直されています。
企業内での会議や取引先との打ち合わせのみならず
遠隔でのWEB飲み会や動画配信での使用など、様々な方面で使われることが増えました。
外出自粛要請を受けて教室での授業を休業していた塾も配信によるオンライン授業という形を取ることで、コロナ禍においても授業を続けられることができました。
こんなWEB会議サービスは今後も重要な立ち位置になり、サービスの向上なども考えられます。
では、どのビデオ会議ツールが一番良いのでしょうか?ご自身の用途に適しているのでしょうか?
セミナーもできるWEBサービス
WEB会議サービスの機能を使ってセミナーを開催することができます。
各社ごとに要項が定められているのでそちらもよくご覧ください。
WEB会議サービスの一覧
提供:株式会社ブイキューブ
料金:有料プラン3種類(無料トライアルあり)
※プランによってオンラインセミナー開催可能
シンプルなインターフェイスで使いやすい、クラウド型のWeb会議サービスです。PC画面を共有し、資料を見ながら会議を進めることができます。会議開催日時を設定し、事前に招待状を送ることも可能です。
会議中はテキストチャット・画面共有・ホワイトボード機能・アプリケーション共有など様々な機能が使用でき、アンケート機能を使ってその場ですぐ多数決を取ることもできます。アンケートは「はい/いいえの2拓」「複数の番号からの択一式」「複数選択肢からの択一式」の回答方式が選べます。
V-CUBE Oneプランで契約し「V-CUBE セミナー」を利用すれば、最大10,000拠点に同時配信できるWebセミナーを開催することができます。
安心の24時間365日サポート体制で、導入から運用支援まで手厚いフォローを受けられるので、初めての方でも安心です。
Zoom
提供:Zoom Video Communications
料金:無料プラン・有料プラン3種
※プラン・契約によってオンラインセミナー開催可能
便利な機能が複数搭載されており、無料で利用できるというその使いやすさから注目を集めているツールです。
Webブラウザ(Chromeが推奨されています)を使用する場合は、アプリのインストール不要。スマートフォンやタブレットから参加する場合は、アプリのインストールが必要です。
HDビデオによる高画質のビデオ出力、高音質での音声出力に対応。1つの会議につき最大1,000名まで参加できます(オプションでさらに増やすことも可能)。画面共有やホワイトボード、会議をクラウド上に自動保存する機能など、会議に必要な様々な機能が搭載されています。
無料版は複数人での会議は40分までなど制限がありますが、有料版であれば時間制限がなくなる他、ユーザー管理ができたり、オンラインセミナー(別途Webinerライセンスが必要・ストリーム配信可能)を開催することもできます。
BIZMEE
提供:株式会社grabss
料金:無料
ソフトのインストール、会員登録などの面倒な手続きはありません。会議室を作り、URLを伝えるだけでPC、スマートフォン、タブレットから誰とでも無料で会議ができます。また、Chromeを利用している場合は、プラグインをインストールすれば画面共有も行えます。
音声通話・ビデオ通話の他、会議画面にホワイトボードがついています。ホワイトボード上に任意の画像を貼り付けることもできるので、口頭では伝わりにくいことも説明が容易にできます。また、議事録機能もついているので、会議中にとったメモが参加者全員に共有できます。
会議室への入室人数に制限はありませんが、3~4人程度の少人数を想定したツールですので、人数が多くなると接続しにくくなる点には注意が必要です。推奨人数であればコストを掛けずに高品質な会議が手軽に行えます。始めたいときにすぐ始められるのが魅力です。
Chatwork Live
提供:ChatWork株式会社
料金:無料・有料プラン3種
パソコンならブラウザから、スマートフォンならアプリから手軽に参加できるツールです。
通常のテキストチャットはもちろん、チャット入力欄の傍にあるカメラボタンを押せば、1:1のビデオ通話を始められます。有料プランユーザーであれば、最大14人でビデオ会議も始められます(15人以上の場合は音声通話のみ)。音声のみの通話であれば、プランに関わらず最大100人まで同時参加可能です。
ビデオ・音声会議関係なく、画面共有を行うことができます。領域を指定することができるので、資料の画面だけを共有できます。他にも、タスク管理・ファイル共有・検索機能などの機能も。PCだけでなくスマートフォンからでも利用できます。
最大の強みは、国産のビジネスチャットツールという点。日本語完全対応はもちろん、シンプルで視覚的・直感的にわかりやすい設計となっています。
Cisco Webex Meetings
提供:シスコシステムズ合同会社
料金:有料プラン2種(無料体験あり)
PCやスマートフォン、タブレットから会議に参加できます。チャット・音声通話・ビデオ通話が可能です。
PCからの場合は、任意のドキュメント(ExcelやPowerPoint等)を参照したり、アプリを共有しての共同作業をすることもできます。また、会議の録画や資料を保存できるので、会議に参加できなかった人への情報共有も簡単です。Web会議中の表示レイアウトは自由にカスタマイズできるので、有意義な会議を開けるでしょう。
主催者アカウント(ライセンス契約が必要です)があれば、最大1,000人まで参加できる会議も開催可能。
同社のWebex Teamsからはもちろん、Skype for Business、電話からも会議に参加できます。
料金プランは会議の頻度によって「従量課金制」と「定額制」から選べます。従量課金制であればシステム利用時間のみで費用が決まるので、低コストで導入できます。その他、無料体験プランも用意されています。
Google ハングアウト
提供:Google
料金:無料
Googleアカウントでログインして使用できるツール。パソコンからであればブラウザかアプリ、スマートフォンからはアプリ(Android端末は標準搭載、iPhoneにもインストール可能)を使って会議に参加できます。
LINEのような感覚で使用できるツールで、1:1での会話はもちろん、最大150人でのグループチャットが可能。相手がオフラインでもメッセージを送信できます。LINEの様に「既読」と表示する機能はありませんが、アイコンの状態で既読か未読かを判断できるので、相手がメッセージを読んだことが確認できます。デバイス間でチャットを同期できるので、パソコンで行っていた会議も、スマートフォンから継続できます。
ワンタップで始められる無料のビデオハングアウトは、最大10人まで招待可能。
本格的な機能は備えていませんが、パソコンの操作はよくわからないという方がいても、LINEを使い慣れている方であればスムーズに参加できるのが魅力です。
Microsoft Teams
提供:Microsoft
料金:無料・有料はOffice365に包括
他のツール同様、1:1のチャットだけでなく、グループを作成して複数でのチャットが可能。通話やビデオ会議・ファイル共有、部門や進めている業務別にチャンネルを作成してわかりやすくまとめる事もできます。
最大の強みは、Microsoft Officeユーザー向けの機能が豊富にあること。Teamsの中でExcelやWordといった普段使用しているツールを利用して業務を進めたり、Outlookの予定を確認してスケジュールを調整したりできます。つまり、Teams上だけでOffice 365のアプリが完結できるのです。また、Teamsをより便利に使うための様々なアプリが開発されているので、自身でさらに便利に使えるようにカスタマイズすることが可能です。
Teamsには無料版と有料版があり、無料版ではいくつかの機能が制限されていますが、Teamsの料金はOffice 365に包括されているので、既にOffice 365を契約済みの場合は追加コストなしで始められます。
Skype / Meet Now
提供:Microsoft
料金:Skype / 無料
Skype for business / 有料(2021年7月31日にサービス終了)
Meet Now / 無料
スカイプのアカウント・アプリのインストールが必要です。モバイルアプリをインストールすれば、スマートフォンからの参加も可能。1:1の会話や、複数(最大25名)での会話ができます。
ビデオ通話だけでなく、ビデオ通話中に字幕を流したり、画面共有(PC同士のみ)・録画(30日間履歴に保存)をすることができます。
Skypeの新機能で、「アカウントの作成もアプリのインストールも不要な、最大50人との無料Web会議サービス」です。Skypeのアカウントを持っている場合は、画面共有などSkypeの機能も使うことができます。
専用のWebページで1クリックするだけで会議用URLが作成されますので、それをメールなどで共有してアクセスするだけでWeb会議が始められます。Skypeのインストールをしない場合は、Microsoft EdgeかChromeを利用してください(他のブラウザはサポートされていません)。
Whereby(ウェアバイ)
提供:Telenor
料金:無料プラン・有料プラン2種
アプリのインストールがいらない、ブラウザ完結型の会議サービスです。
会議の主催者がアカウント登録し、会議URLを発行します。
参加者はユーザー登録不要で、URLにアクセスするだけで会議に参加可能。
発行したURLは何度でも繰り返し利用できるので、手軽に利用できます。
画面共有(全画面・ウインドウ・Chromeタブと細かく設定できます)やビデオ通話・チャット等、会議に必要な機能を備えています。
無料版と有料版があり、無料版は会議の参加者は4人まで、録画機能が使えないといった制限がありますので、5人以上で会議する場合や録画をしたい場合は有料版をご検討ください。有料版には12人まで参加できるProプラン、50人までのBusinessプランと人数に合わせて2種用意されています。