ブランド戦略の導き出し方
生産性を高め、利益を上げる。これは企業の存在価値でもありますが、その第一歩として、顧客への十分な訴求が重要です。
しかし、一方的な企業本位の情報発信では、ホームページを見るユーザに商品・サービスの価値が伝わりにくいため、顧客本位の情報発信への構造改革が必要です。
私たち制作会社の客観的な目線でのブランディングがお客様に喜ばれています。
2024年に生まれた文章生成AIを利用すれば、もっともらしい文章や表現が可能です。しかしそれは本当に体裁だけを整えたものではなく真に企業を表現するものでしょうか?
価値を発信する大切さ
「ネットに無ければ、会社も存在しない」
インターネットは地域という壁を超えて、一番自分の欲するものを探せるツール。営業先の情報・購入したいものの情報をスマートフォンやパソコンで調べるのは当たり前の時代ですね。
インターネットを利用して、これまでには知られていなかった小さな企業がビジネスの範囲を広げたり、新たなビジネスモデルを作ったり、ホームページが人と人、企業と企業を繋いでいます。誰かがインターネットから何かの情報を得ようとしているその瞬間、御社のホームページがなかったら・・・?
ユーザーにとって御社は存在しない企業と何ら変わりありません。逃しているビジネスチャンスは無限です。裏を返せば、ホームページを立ち上げることは無数のビジネスチャンスを得るためのスタートラインに立つということです。それはどの業種にも言えることです。
ブランドを満たすコンテンツ作り
一般的なコンテンツとブランドに関わるコンテンツの違い
ホームページによく掲載されている一般的なコンテンツには、例えば下記のようなものがあります。
しかしながら、上記のようなサイトマップとホームページの価値はそれほど関係がありません。なぜなら顧客のニーズを満たすのはコンテンツの種類ではなく、製品やサービスに言及するコンテンツの深さだからです。
上記を満たすようなコンテンツ作りが顧客のニーズを満たすものと仮定して、一つ一つのWebページを組み立てます。商品とサービスの深い理解が得られてこそブランディングが成り立ちます。素晴らしい見た目のデザインやコンテンツの種類は魅力的かもしれません。でもそれ以上に、御社にしか満たせないサービスをアプローチすることが顧客にとってのブランドとなります。
AIへの丸投げ禁止!
文章生成AIや画像生成AIなどが、2024年、大きく人の仕事を変えました。それは利便性の高いツールですが、一方で本来人が考えるべきコアなコンテンツまでもがAIによって自動的に生成され、ブランディングとして使われている事例もよくあります。私たちは作業の軽量化に伴いAIを利用することはあります。しかし、丸投げして生成したままの文章を使うことはありません。AIはスタンダードを理解できてもオリジナルは理解できないと考えているからです。
情報の速さもブランディング
最新のWordpressにelementorというホームページ更新追加機能を加え、自分で画像を配置したり文章のレイアウト変更することができます。難しいソースコードを覚える必要はもうありません。アナログエンジンでは「No Code Web」を推進しています。これにより人的リソースが削減され、制作コストの低減にも繋がっています。
企業の場合は決裁者との交渉も大事
ご担当者と決裁者が別々の場合、そこそこの人数の会社だと、せっかくホームページのデザインやコンテンツの制作が進行しても、公開間際で大どんでん返しとなる場合が少なくありません。
決裁者への確認、報告含めて、必要であれば弊社が会議の場を設けプレゼンテーションを納得行くまでさせていただきますので、スムーズにホームページを公開できるよう、協力して制作しましょう。
セキュリティ対策もブランドのひとつ
SSLの導入など基本的な暗号化技術は当たり前ですが、それを運用するWEBサーバーやメールサーバーの安全性も大切な技術です。
2024年に入り、AIを利用したホームページへの不正アクセスが大量に増えました。アナログエンジンも1000社以上のお客様のメンテナンスをしているため、運用しているホームページが1ヶ月に渡ってアクセスできなかったり、メールが乗っ取られたり、様々なクラッキングの事例が多くあります。
でもそれらの原因は、すべて企業のコストダウン施作の中にセキュリティという要素が巻き込まれたことが原因であったり、クライアントの雑多な情報管理が原因であることも多くあります。
安定してホームページやメールが運用できていることもブランドを守る必要なファクタだとご認識ください。