マルチデバイス対応のためのレスポンシブ化
2023年現在、googleは世界中のWebサイトを観察しながら表示速度(pagespeed)測定を行い、スマートフォンはじめマルチデバイス環境での表示速度、Webサーバの応答速度それぞれを検索結果への指標として利用しています。また、近年はPCで利用するアプリにも位置情報を通知する仕組みが組み込まれ、そのためパソコンは据え置き型デバイスという位置付けから移動端末へと変化しています。
そのため、ホームページはマルチデバイスに対応していることが暗黙の必須条件となっており、法人相手のサービスだからと言ってレスポンシブ対応(デバイス別表示対応)を無視できない状況となっています。
レスポンシブ化はコストと手間を抑えるため
2018年3月より、検索エンジンは、スマートフォン用ホームページとPC用ホームページを分けて評価していますが、2000年からはスマートフォン用表示を優先して評価するようになりました。検索結果もモバイル端末とPCでは異なり、検索エンジンの順位にも影響があります。しかしながら、それぞれの端末に対応したホームページはコストに見合いません。なので、PC用のホームページに掲載している情報をスマートフォンでも共有・流用して表示方法のみを変えながら見られるようにする作業を「Webサイトのレスポンシブ化」と言います。
マルチデバイス向けWebサイト制作料金
スマートフォン用WEB制作料金 | 48,000円〜 | 現在のホームページをスマートフォン向けにも表示できるようにします。 |
タブレット向けWEB制作料金 | 48,000円〜 | 現在のホームページをタブレット端末向けにも表示できるようにします。 |
レスポンシブ対応必須の業種
現在、ほぼ全ての移動端末はスマートフォンとなっています。その用途のほとんどがプライベートでの利用です。サービス業種のホームページでスマートフォンを利用したアクセスはアクセス全体の約60%。法人向けサービスでも採用についてはアクセス全体の80%がスマートフォンからのアクセスです。
もしこのページをご覧の方で個人サービス向けのホームページを作られているのであれば、スマートフォン用ホームページは必要ですが、そうでない法人向けサービスなら金銭・時間の余裕があるタイミングでいいでしょう。
ほぼ全てのWEBサイトへのアクセスがモバイル端末からのアクセスである業種は下記です。
PC用ホームページがスマートフォンからでも見られるから大丈夫、と油断していたら大事なビジネスチャンスを逃すかもしれませんよ。
デバイスは常に進化します
毎年毎年、あたらしいスマートフォンやタブレットが発売されますが、技術も進歩し、その規格も様々です。
定期的に新しいデバイスで作ったホームページが見られるかどうかをチェックしておかないと、気がついたら最新の機種では見られなくなっていた、ということも起こり得ます。
進歩の早い世の中だからこそ、一早いデバイスの対応が必要です。